原付の旅 15日目 名護市〜宜野湾市

カラオケを5時に追い出されて真っ暗の中スタート。

  全然眠れなくてネカフェの偉大さを感じました。となりずっと島唄歌ってやんの、カラオケだから当然だけど他の曲は?

  結局朝マックで明るくなるの待って本島最北端を目指しましょう。道中で以前に一度いったこともある古宇利島へ、というより目的は古宇利大橋。2 km弱の直線走るの楽しい。

f:id:nost_1219:20180818180650j:image

  そのあとも道の駅なんかに立ち寄りつつ辺戸岬へ到着、最北端。

f:id:nost_1219:20180818180811j:image
f:id:nost_1219:20180818180820j:image
f:id:nost_1219:20180818180815j:image

景色も凄いんですが足元の岩がまた凄い。やたらと鋭い、ビーサンでは足に穴があきそうなくらいでした。そのあとは東海岸側を通って南下。

f:id:nost_1219:20180818181023j:image
f:id:nost_1219:20180818181027j:image

  この辺り、やんばるの森代表ヤンバルクイナさんの生息域だそうです。原付でロードキルとかした日には私までキルされる可能性があるので気をつけて走りましょう。キョロキョロ探しながら走るも見つからず、残念。でも大丈夫です。飼育個体が観れるところがあります、観に行きましょう。

  一般公開されてるのは一匹だけなんですが最初は巣に引き篭もって全然出てこない。そこでみかねた飼育員兼解説員のおばちゃんが観光客の子どもにバッタを取ってくるように指示。それを餌にしたら出てきてくれました、ラフな観光業もあったもんだ。そして一度でてくるとサービス精神旺盛なヤンバルクイナキョンキョン7歳♀、餌取るだけでなく水浴びしたりこっちきてくれたりと良く出来た子でした。

f:id:nost_1219:20180818181312j:image

f:id:nost_1219:20180818181537p:image
f:id:nost_1219:20180818181308j:image

  これで北のほうはだいたい終わり。ほんとになにもないな、北部。

  帰り道に道の駅 許田でポークおにぎりと紅生姜のかき揚げ、そして大好物のモズクの天ぷらでお昼ごはん。しめて320円、お安いです。モズクの天ぷらは沖縄居酒屋さんとかで内地でも食べられるので是非一回食べてみてほしい、モズクは酸っぱくして食べるだけが能ではないことがわかります。

f:id:nost_1219:20180818182425j:image

  お昼食べたらまた暫く走り回り有名なビーチやら岬を覗いてはリア充に気圧されてました。そんな感じで彷徨ってると御菓子御殿本店を発見、こんな大通りから外れたところにあるとは。そこで紅芋タルトが流れていく様子を眺めたり生タルト食べたりしてました。生タルト、サクサクしっとりで生なだけあるな、ほんとはこういう物なんか、とプチ感動。

f:id:nost_1219:20180818182825j:image
f:id:nost_1219:20180818182829j:image

  寝不足なのと甘いもの食べて血糖値が上昇したせいか、まだお昼過ぎなのにすっかり眠くなる。昨日は雨に降られた挙句お風呂にもシャワーにも恵まれなかったので色々と限界でした。

  そこで日本最南端とも沖縄唯一ともいわれる銭湯型温泉 中乃湯へ。これはあれですね、最高ですね。まず暖簾くぐって番台でお金払おうと思ったらオバアがいない、関係なく中に入る、お風呂る、外に出る、オバアいた、お金払う。みたいな雑な感じです。髪乾かしがてら少しの間お話に付き合ってもらってたけど途中でボイラー室でお湯沸かすと消えたきり中々帰ってきません。続々と来るお客さん達、勝手に入っては出てくる、そしてオバアいない、ベンチで涼んでる常連のおばちゃんにお金預けて帰っていく。なんじゃこりゃ。これが平成最期の夏か。泉質はぬるぬる系で日焼けに気持ちいい。お風呂の構造は脱衣所とお風呂場が一体となっている、あ、これ別府でも見た。あそこはシャワーもカランもなかったですがここんちはカランはある。カラン、あるにはある。30cmくらいの短い片方が二股のホースそれぞれの先には湯・水の文字が、最高かよ。適当に蛇口捻って適当な湯加減にして頭突っ込んで洗ってると急に熱くなる。オバアめ、湯を焚いたな。

f:id:nost_1219:20180818184431j:image

  オバアが健在のうちに訪れてみてください。最南端の銭湯 中乃湯、最高です。

 

明日は那覇もしくはもっと南。