原付の旅 27日目 屋久島町〜鹿児島市
さよなら屋久島。
名残惜しいけど遂に内地に帰る。ほんとに行きたいところが尽きない島、屋久島は興味深い。復路はフェリー 屋久島2を使う。ちょっとだけ往路より高くなるけどお昼過ぎ出航と時間もゆったり。ゲストハウスで仲良くなった韓国人の男の子 Jun君と一緒に乗ろうとなったてのもある。ゆっくり片付けしたり、猫と戯れたりしてるとサヨナラのチェックアウトまではあっという間でした。ほんとうに名残惜しい、屋久島の自然もだけど、ゲストハウスも楽しかった。
原付で港まで行きチケットをサクッと購入。ちょっと戻ってお土産を物色。たんかんジュースとぽんかん羊羹食べる。柑橘おいしい。そんなこんなしてると一緒に屋久島を出るJun君と合流。お見送りに来てくれた私と同い年の女の子 Kyokoちゃんと3人でお別れの記念写真、ほんと名残惜しい。しかもKyokoちゃん、お土産にプリンまで買ってきてくれた、ぼっち泣いちゃう。
あとBarbaraさん(日本人男性)も船出る頃にお見送りに来てくれるとのことで3人で待つ。来ない。全然来ない。ぼっち原付だから先に呼ばれる。さよならBarbaraさん。乗船してからも搭乗口で待ってると出航五分前くらいにBarbaraさん登場。Jun君と2人で遅いだの、ヒーローは遅れてくるだの色々と適当なことを言う。他にもJun君の行きつけのお店の店員さんとかもお見送りに来ててJun君のプレイボーイっぷりに笑う。
お見送りされながら出航して、そのあとはJun君とひたすら生き物について語る。彼は水棲生物の研究者で特に淡水魚がメインだとか。こっちは単なる物好きだけど話は尽きない。メコン川ダイブのトラウマとか興味深すぎる。そのまま流れでウミガメがフェリーで観れると2人して展示室にいく。ちょうど赤ちゃんガメが産まれたとこらしくJun君と大興奮。2人で小一時間眺めたり写真撮ったりする。
ひとしきり満足したあとは外に出てひたすら海を眺める。トビウオがいっぱい飛んでて2人でまたはしゃぐ。Jun君はクジラがみたいと言ってて、流石に無理だろ〜、とかいうてたらイルカが跳ねる。2人して大興奮。Jun君テンション上がりすぎてずっとカメラ握ってたのに綺麗にアーチした瞬間の写真を撮り逃す。すごく悔しがってた、どんまい。暑くて中に入るとまたウミガメを眺める。そんなこんなで気付いたら4時間経ってて鹿児島港に入港。今日はJun君と一緒のゲストハウスに泊まることに。ゲストハウスは鹿児島港から程近い、その名も イルカ、よく出来てますね。笑うしかない。
チェックインした後はぼっちはiPhoneさんを直しに原付で彷徨う。彷徨う。。鹿児島市内、原付に厳しい土地でした。。。バスは多いし路面電車はあるしで曲がりたいところで全然曲がれない。1時間彷徨った挙句、方向音痴爆発で結局すごすごと宿に戻る。Google map無いと直ぐに死ぬな、ぼっち。Jun君に励まされたり笑われたりしながらラーメン食べに行く。何食べる〜?、とメニュー見せるとJun君が何もわかんない。そうだった、この子めっちゃ流暢に日本語話すけど日本語まったく読めないんだった。すっかり忘れてたわ。結局全部読み上げたら直ぐにわかってチャーシュー麺を頼んでた。何だこいつほんとに愉快だな。私はネギラーメンを食す、ふつうにおいしい。
そのあとは宿の一階でやってる居酒屋で2人で御当地料理をつまみに飲む。ここでもメニューを読み上げる、けどちんちん豆なる謎のお品書きがある。私もわかんない、というとJun君に本当に日本人か、と言われる。だまらっしゃい。そのあとすぐ横の温泉で2人でまったり。女湯が上で繋がってることがしきりに気になるJun君、こいつほんとに、もう。
そんな感じで一日中Jun君とわちゃわちゃしてた。