原付の旅 36日目 太宰府市〜別府市

  さて、帰るか。

  なんだかんだ3日間お世話になったネカフェを後にする。この旅はネカフェに支えられております。

  そして昨日Barbaraさんにおすすめしてもらった天ぷら屋さんにいく。朝天ぷら、斬新。

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揚がったものから順次、置いていってくれるお店。どんどんくる、どんどん食べる。揚げたて美味しい。ライブ感が堪らん。そしてテーブルに置いてある塩辛も箸休めに最高。気づいたらヘルシー定食を食べ終えてました、ヘルシー天ぷら。

  天ぷら食べながら、あー、うー、今日で帰るのかー。と自分で決めたことなのにポンコツぼっち意気消沈マン。まだ12時にもなってないし、どっか最後にみてから最寄りの新門司港まで向かうかぁ。とか考えるも、雨。しかも割と豪雨といえるレベル。走り出したら止まりたくないなぁ。身体冷えるだろうし、最後にどっか温泉入りてぇなぁ。と天ぷら屋さんの前でぐにゃぐにゃ考える。

  ふと、別府の温泉で入りそびれたところを思い出す。あれ?そういえば別府からも大阪行きのフェリーあったよな、というか自分の親父がそこで働いてたよな、と思い当たる。運行表を調べてみると夕方に大阪行きが出ているみたい。ここから135 km。ラストまで突っ走れ。という謎のライブ感で別府市へ。ライブ感、私の人生で割と重視しております。

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  以前も一度通った由布院の狭霧台あたりで、その名を余すとこ無く発揮される。道狭いし、霧やばい。ライブ感で突っ走ったら風になる。とか、最後の最後に事故とか洒落にならん。とかクライマックス演出に負けず、何とか無事に別府市へ。ひょうたん温泉で濡れ鼠はあったまることに。

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  はー、帰りたくねぇ。別府の温泉最高かよ。そんなこと言っててもフェリーの時間が近づく。根が張ったように動かない体を温泉の休憩所から引き剥がしてフェリー乗り場にむかう。

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  あーあ、ついちゃった。とりあえずチケット売り場で大人1人と原付1台の代金を払う。フェリーの待機場には人が溢れてる。皆さんのおかげでぼっちは飯が食えてたんだなぁ。と思い当たる。帰ったらポンコツでもぼっちでも働かないとな。ついでに大黒柱のさんふらわあ号に挨拶しとく、ちわーす。

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  空いた時間に積める限りのお土産を買い乗船。船に乗ったらやる事はひとつ。飲む。

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  ここでも名残惜しく九州のお酒を惜しみなく飲む。九州はじめましてだったけど本当に何食べても美味しいし、見るところも走りたいところも尽きない。いつかまた訪れたい地です。というか屋久島、また絶対に行く。

 

明日はぼっち、お家に帰る。