原付の旅 28日目 鹿児島市

なるへいは ザオラルを となえた。

しかし なにも おこらなかった!

  

  Jun君は朝から鹿児島水族館に行くらしい。ジンベイザメみれるといいね。お昼に合流しましょ。

  結局iPhoneは水没で中身がショートしていたらしく交換する羽目に。保険に入ってたので幸い4,000円程度で新しいのに交換してもらえました。旅に出る前にバックアップは取ってたし、クソめんどくさいと思いつつもMBAも持ってきてたので復旧は直ぐにできました。

写真データ以外は(´・ω・`)

  正直かなり凹みました。自業自得だけどね。落ち込んでても仕方ないので一旦ゲストハウスに戻る。まだJun君は戻ってきてないみたい。2人ともネットに繋がらないから、連絡ができず昔の人みたいに、ぼーっと待つ。Jun君帰ってきた。2人でまたラーメン食べに行く。ゲストハウスのオーナーさんに教えてもらった ラーメン ほりえ。おばあちゃんが1人で切り盛りするラーメン屋さん、一杯300円。13:30までのところに13:20くらいに着く、売り切れ(´・ω・`)

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  仕方ないから切り替えて、かき氷を食べに行く。ここもオーナーさんに教えてもらった。Jun君とお互いのを食べさせあいっこする。2018年8月31日 夏 平成最後の夏の思ひ出。f:id:nost_1219:20180903001330j:image
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  そのあとは8月終わるのにまだまだ暑いなぁ、とか言いつつJun君の荷物を取りにゲストハウスへと戻る。彼は今日の夕方の便で韓国に帰国。ぼっちは今日もこのゲストハウスにお世話になることにしたので、Jun君をお見送りすることに決定。2人で路面電車鹿児島中央駅に向かう。地元の足って感じでほのぼの。ここでも日本人がICカードで支払う中、ぼっちは使えるICカードもってなくて小銭で支払ってたら、またJun君に日本人かを疑われる、うるせぇ、お黙り。

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  鹿児島中央駅についてもまだ時間があったので食べそびれたラーメンを食べる。ざぼん。

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  そんなこんなしてるといい時間になったので空港行きのシャトルバス乗り場へ。ぼっち、お金ないのでココまでのお見送り、ごめんねJun君。またいつか絶対会う約束をして、お別れ。気をつけて帰ってください。

  Jun君と別れたあと、ちょっと寂しくなる。屋久島からこっち、立て続けに誰かと一緒にいたからなぁ。まずい、人間強度が低下してる。明日からまた1人で原付走らせないといけないのに大丈夫かしら、と不安になりつつ宿に戻る。

  1人だし晩ご飯は節約だ。とゲストハウスのスタッフさんに近くのスーパーを聞くと、表に出て直ぐそこだよ、と案内してもらう。そこでゲストハウスの飼い猫の餌を狙ったアナグマと鉢合わせる。げぇ、まじかよ。と思わずちょっとの間追いかける。建物の裏に消えてったから、これ側溝かどっか寝ぐらにしてるっぽい。猫さんはちゃんとご飯たべれたのかしら。

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  そんなことしつつ教えてもらったスーパーに。普通に鳥刺し売ってる。Campylobacterさん怖い。けど鹿児島の人曰く、鹿児島のは大丈夫らしい。謎理論、結局ぼっちも鹿児島で計3回くらいは食べたけど無事でした。謎理論すぎる。美味しいけどさ。

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明日からは遂に帰宅の途へ。

原付の旅 27日目 屋久島町〜鹿児島市

さよなら屋久島。

  名残惜しいけど遂に内地に帰る。ほんとに行きたいところが尽きない島、屋久島は興味深い。復路はフェリー 屋久島2を使う。ちょっとだけ往路より高くなるけどお昼過ぎ出航と時間もゆったり。ゲストハウスで仲良くなった韓国人の男の子 Jun君と一緒に乗ろうとなったてのもある。ゆっくり片付けしたり、猫と戯れたりしてるとサヨナラのチェックアウトまではあっという間でした。ほんとうに名残惜しい、屋久島の自然もだけど、ゲストハウスも楽しかった。

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  原付で港まで行きチケットをサクッと購入。ちょっと戻ってお土産を物色。たんかんジュースとぽんかん羊羹食べる。柑橘おいしい。そんなこんなしてると一緒に屋久島を出るJun君と合流。お見送りに来てくれた私と同い年の女の子 Kyokoちゃんと3人でお別れの記念写真、ほんと名残惜しい。しかもKyokoちゃん、お土産にプリンまで買ってきてくれた、ぼっち泣いちゃう。

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  あとBarbaraさん(日本人男性)も船出る頃にお見送りに来てくれるとのことで3人で待つ。来ない。全然来ない。ぼっち原付だから先に呼ばれる。さよならBarbaraさん。乗船してからも搭乗口で待ってると出航五分前くらいにBarbaraさん登場。Jun君と2人で遅いだの、ヒーローは遅れてくるだの色々と適当なことを言う。他にもJun君の行きつけのお店の店員さんとかもお見送りに来ててJun君のプレイボーイっぷりに笑う。

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  お見送りされながら出航して、そのあとはJun君とひたすら生き物について語る。彼は水棲生物の研究者で特に淡水魚がメインだとか。こっちは単なる物好きだけど話は尽きない。メコン川ダイブのトラウマとか興味深すぎる。そのまま流れでウミガメがフェリーで観れると2人して展示室にいく。ちょうど赤ちゃんガメが産まれたとこらしくJun君と大興奮。2人で小一時間眺めたり写真撮ったりする。

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  ひとしきり満足したあとは外に出てひたすら海を眺める。トビウオがいっぱい飛んでて2人でまたはしゃぐ。Jun君はクジラがみたいと言ってて、流石に無理だろ〜、とかいうてたらイルカが跳ねる。2人して大興奮。Jun君テンション上がりすぎてずっとカメラ握ってたのに綺麗にアーチした瞬間の写真を撮り逃す。すごく悔しがってた、どんまい。暑くて中に入るとまたウミガメを眺める。そんなこんなで気付いたら4時間経ってて鹿児島港に入港。今日はJun君と一緒のゲストハウスに泊まることに。ゲストハウスは鹿児島港から程近い、その名も イルカ、よく出来てますね。笑うしかない。

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  チェックインした後はぼっちはiPhoneさんを直しに原付で彷徨う。彷徨う。。鹿児島市内、原付に厳しい土地でした。。。バスは多いし路面電車はあるしで曲がりたいところで全然曲がれない。1時間彷徨った挙句、方向音痴爆発で結局すごすごと宿に戻る。Google map無いと直ぐに死ぬな、ぼっち。Jun君に励まされたり笑われたりしながらラーメン食べに行く。何食べる〜?、とメニュー見せるとJun君が何もわかんない。そうだった、この子めっちゃ流暢に日本語話すけど日本語まったく読めないんだった。すっかり忘れてたわ。結局全部読み上げたら直ぐにわかってチャーシュー麺を頼んでた。何だこいつほんとに愉快だな。私はネギラーメンを食す、ふつうにおいしい。

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  そのあとは宿の一階でやってる居酒屋で2人で御当地料理をつまみに飲む。ここでもメニューを読み上げる、けどちんちん豆なる謎のお品書きがある。私もわかんない、というとJun君に本当に日本人か、と言われる。だまらっしゃい。そのあとすぐ横の温泉で2人でまったり。女湯が上で繋がってることがしきりに気になるJun君、こいつほんとに、もう。

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  そんな感じで一日中Jun君とわちゃわちゃしてた。

 

明日はiPhoneさんにザオラル唱える。

原付の旅 26日目 屋久島町

iPhoneさん7を生贄にウミガメを召喚。

  今日は原付乗り回しday、反時計回りで屋久島をぐるっとします。しかも今日はなんと2人旅。脱 ぼっち、というのも昨日のおにいさんもレンタルバイクして一緒に回ってくれるとのこと、やったぜ。

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まずは前日に宿で韓国人の男の子に教えてもらったウミガメが見れるポイントがあるという一湊へ。シュノーケリングでウミガメを探す、この旅はじめて海に入れる、待ちわびてたぜ。1人だとやっぱりちょっと怖い。

  ここで事件が起こりました。防水カバーの野郎が仕事をせずiPhoneさんが海水でひたひたになりました。全てのデータがさようなら。悲しみ、この旅での写真が全部消えました。iPhone壊れたことよりもデータの方が悲しい。。。

  しかも1時間くらい潜ってもウミガメ見つからず。。熱帯の海水魚はいっぱいいて楽しいしサンゴも凄く綺麗。楽しいけどやっぱりウミガメがみたい。途中から雨も降ってきて諦めムードだったところに待望のウミガメ。正直ちょっとパニック起こして海水飲みました。完全なる野生のウミガメをみつけて一緒に泳ぐ。人生の中の目標を1つ達成した。どうやらアカウミガメの成体で大きさは50〜70 cmといったところ。岩場やサンゴをしきりにつついてて何か食べてるみたいでした。人にもあまり怖がらず近づきもせず逃げもせずといった呑気な構え。その後ろをずっと追いかける、幸せ。餌を食べてるところに潜水して近づくとテンションがおかしくなりずっと鳥肌がたつ、最高すぎる。惜しむらくは写真が撮れてないこと。まぁ出逢えたことを考えると些細なレベル。けど今回を機に水中でも使えるカメラを購入することを決意。なんでGoProでもいいから買って旅してないんだ。

  追記(01-Sep-18): おにいさんの撮ったものを使わせて頂けることに。快く提供して下さったおにいさんに最高の敬意と感謝の意を込めて。

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  海から上がった後は西部林道を抜けていく。ここは屋久鹿と屋久猿が道路に出てくることで有名らしく道も狭くて路面もひどい、さらに割と車もあるという原付殺しみたいな場所。しかし、屋久島といえば、もののけ姫もののけ姫といえばヤックルと猩々。これは見たいじゃないですか、行くしかないじゃないですか。とワクワクしながら走る。途中で蛇を踏んで滑る、ほんとすまん、蛇。

  暫く林道を走行してると鹿注意の看板、ソワソワしながら走ると普通に鹿おる。しかも逃げないんだね。屋久鹿かわいいしか感情が無くなる。

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  きゃっきゃしながら近寄ると流石に逃げられました。残念。そのあと少し走ると今度は猿注意の看板、ソワソワする間もなく屋久猿のお出迎え。路上で堂々と毛繕いしてました。いや、あの、運転あんまり上手くないので蛇の二の舞になる前に避けてくださいね。猿は鹿以上に人慣れしてる様子で全く逃げない。寝てたり毛繕いしたりとのんびりとしてはりました。おかげでいっぱい写真撮れた。コンデジ持ってきててよかった。危うくiPhone壊れてるから撮り逃すところだった。しかも動物相手だから光学ズームが有難い。不幸中の幸いと思っておく。

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  鹿も猿もみれて大満足。とホクホクしながら走ってるとライト消灯確認の看板があり林道おしまいかと思って最後のカーブを抜けた瞬間、眩しい。ハレーションしたみたいに視界がボヤける。虹彩が弛緩して視界がクリアになった時にはそこには果てしない空と海。林道の薄暗い鬱蒼とした道からのギャップに気持ち良すぎて思わず原付で走りながら天を仰いで高笑いしました。脳に刺激的な物質が駆け抜けてる感が半端ない。

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  その後は大川の滝へ寄り道。大きな滝なのに水飛沫が浴びれるくらい近づけるらしい。

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  あの、その、大き過ぎて普段ならフレームアウトしたくなる他の人達でもいれておかないとスケールがわからないレベル。そして涼しい。

おにいさんと2人して滝つぼ近くの岩場にむかう。確かに水飛沫が冷たいくらい飛んでくる。というか小雨レベルに浴びる、気持ちいい。

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虹が出てて無邪気喜ぶ。

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  びっしょり満喫して、次は海中温泉に。

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  このロケーションはほんとに何度来ても最高だと思う。地元の人が毎日、冬でも入りに来るって言うてはったのも理解できる。この日は地元の人も観光客も多くてまるで銭湯みたいな雰囲気でした。あれだな、銭湯の絵がVR飛び越えて一気にリアルに来たような異空間だ。因みにおにいさんは小学生くらいの女の子にあっついお湯をかけられるという軽いイジメにあってました、ほほえましい。

  温泉からあがったら空港前まではあっという間でガソリン無くなりかけてるのにガソリンスタンドしまってたりと慌てたりもしましたが、一日かけて屋久島一周を堪能しました。最後におにいさんとゲストハウスの前にて記念撮影。こんなイベントもこの旅でははじめて。

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  一人旅してて良いことばかりだなぁ、と思ってたんですが一日中おにいさんと島を周って再認識できたのは一人とはまた系統の違う楽しさがあるということ。特におにいさんのホスピタリティの高さと無邪気さには本当に楽しまさせて頂いたなという感想です。けどこれも一人で旅をしていたからこそできた縁だとも思う。一人も二人も両方楽しいなぁ。それもこれもおにいさんとは妙にタイミングが合うから面白い。下山するところから原付止めて写真撮りたくなるタイミングまで、最高かよ。

 

  最後におにいさんに心より感謝を。

また是非、遊んでいただきたいと思います。

 

明日は屋久島脱走。

 

原付の旅 25日目 屋久島町

iPhoneさんが沈没したので写真無いです。

追記(31-Aug-18):

奇跡的残ってたのだけでも載っけとく。

 

  なんでか知らんけど4時間睡眠。

本日は屋久島の縄文杉を目指す。ゲストハウスの方達からの情報をまとめると往復で大体8〜10時間のトレッキングとのこと。なのに昨日は話し込んでしまい寝不足。こりゃ死ぬんじゃないかしら。と一抹の不安を抱えながらも日の出前に宿をでました。ペース配分、水分とエネルギーの管理はちゃんとしよう、と心に誓う。

  縄文杉のコースは荒川登山口からスタートするのですが、交通規制があるので屋久杉自然館で原付はお留守番。そこからは専用のシャトルバスで向かいました、当然バスの30分は睡眠不足を取り戻す為に爆睡。起きたら周りの人みんなバス降りてました。自分、寝過ぎな。慌てて降りる。なるべく自分のペースでシャッシャと行きたいので団体さんを早足で追い抜く。そしてトロッコ道の雰囲気が良すぎて写真をパシャパシャ撮ってたら団体さんに追いつかれそうになりました。あれ?これ早速ペース乱れてね?とか思いつつも歩くときは歩いて写真を撮るときは満足いくまで撮る。団体さんの邪魔にならないように後ろは気にしながらだけど、これが自分のペースだと思い込ませる。1人は気楽。

  トロッコ道は平坦だけどひたすらに長かったです。少しずつ森の奥に進んでるのかと思うとワクワクする。RPGの迷いの森ステージかよと思うくらい何処までもトロッコ道が続くから最早ループしてんじゃね?と錯覚してみたり。そんなアホなことも考えながら2時間でトロッコ道の端まで到着。休憩がてらエネルギー補給でおにぎりを二個食べる。おにぎりはゲストハウス とまり木のオーナー(通称:ねえさん)が前日に縄文杉に登ると伝えたら一個80円で作ってくれるとのことでお願いしときました、助かります。ねえさん。

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  エネルギー補給も済ませて、ちょっと眠くなる。少しだけぽけっ〜としてから後半戦スタート。ここから山道。

  正直なところ後半戦で最初30分が一番キツかったです。なかなかに岩や木の根がテニスシューズに食い込んでくる。登山靴の底があんなゴツいのには意味があるんですね。ちょっと舐めてたことを後悔。地味に息を切らしながらなんとかウィルソン株に到着。

  めためたにでかいやん。株の中に入って噂のハートマークに見える位置を探してるとココかな?と思い撮ると何かちょっと違う。多分もうすこし左側からが正解かな。あとなんか小さい社みたいなのもあったから無事に帰ってこれるようにお祈りしておく。周りに人おるとはいえ1人で自然環境に突っ込むのはちょっと怖い。

  ウィルソン株以降は階段が整備されてるところが多くて割とサクサク進む。なんだかんだで縄文杉到着。縄文杉は他の屋久杉と比べものにならないくらい大きくて遠かったです。空間把握能力が軽くバグるレベル。昔は触れるくらい近寄れたらしいんですが杉に登ったりする人が出てきてしまい周辺は立ち入り禁止になったそうです。マナー大事。

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  展望台から縄文杉を堪能したので帰ります。ピストン経路なので辛いね。帰りに気づいたんですが、わたし大王杉のこと勘違いしてました。大王杉は倒木しそうで注意喚起の看板があり、その近くに割と大きめな屋久杉があったので普通に、へーこれかー。みたいに思ってましたが帰りに大王杉の側通るときに団体さんが記念撮影してて、完全に反対方向でした。苦笑いしながらそっちの方を見てみるとエゲツなくデカイのが。大王杉さん本当はクソデカイやん。どうやら縄文杉が発見されるまではこちらが最高樹齢だったみたいです。縄文杉より近くで観れるし、形も名に相応しい感じ。圧倒されました。その後は割と黙々と歩いて歩いて歩いて歩いてやっと登山口まで帰ってきました。途中の休憩所でトロッコも見れてラッキー、作業員の方にこれで登山口まで乗っけて欲しいとか思ったけど、マナー大事と思い直して地道に歩いて帰りました。結局トータルで7時間半くらいで往復できました。割と早めかな?と思ってると、どうやら2番目に帰ってきたみたい。因みに1番目に帰ってきた人は縄文杉まで走って往復したらしい、登り2時間くらいって言うてはりましたが妖怪変化の類かよ(畏敬の念)。

  それにしてもちょっと急ぎ過ぎたか。まぁバスで自然館まで戻ってさっさとゲストハウスでシャワー浴びようとか考えながら時刻表を確認する。

  復路の始発 15:00

  現在の時刻 13:30 \(^o^)/

  なんでやねん。ほんまに急ぎ過ぎたんか、と意気消沈しながら仕方なくタバコ吸ってると、3番目の帰還者(おにいさん)が。お疲れ様ですー、バスまだまだですねー、どこから来たんですかー、と少し世間話してると何故か原付の旅にやたらと興味を持ってもらえる。ん?と思い色々聞いてみると、このおにいさん、過去に2 tトラックで日本一周物々交換の旅というのをしてはったらしい。妖怪変化の類かよ(畏敬の念)。そしてその方が貧乏ぼっちをみかねてか晩ご飯をご馳走してくれるということになりました。感謝の極み、ぼっち遠慮なくお世話になります。しかも原付じゃお酒を飲めないじゃんということでタクシー代まで出していただくことに。ぼっち流石に恐縮しました。

  取り敢えず一度お互いの宿に戻って夜におにいさんが宿をとっている宮之浦に集合することに。話し込んでるとバスも来て、原付でゲストハウスに戻って、オーナーのねえさんに帰還報告とおにぎりのお礼をしておく。そしてシャワーを浴びてさっぱり。バスで宮之浦まで。合流するとおにいさんがお店まで調べて予約してくれてました。なんだこれ?仕事できはる人は違うな。

  屋久島の有名な居酒屋さん 若大将というところで御当地料理をいただきました。首折れ鯖、トビウオの姿揚げなどなど何を食べても美味しい。ボキャ貧なんで奢られ甲斐ないな、これはまずい。取り敢えず御酌するしかねぇ、と試みるが断られて手酌してはる。ぼっちポンコツ。2時間お酒と料理を堪能してお会計、本当にご馳走様でした、美味しゅうございました。

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  帰りのタクシーも店の前まで呼んで貰って最後までポンコツぼっち何もしてない。本当にありがとうございました。色んな乗り物乗って此処まで来ましたが原付旅でタクシーに乗るとは予期もせず優雅に宿まで帰る。その後はゲストハウスで飲みなおす。アホかな?

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  その横でジンベイザメお絵描き大会が始まる。皆んな上手なので、ぼっちはみてるだけ。ジンベイザメ良いよね、デカいしカワイイ、浪漫がある。
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明日は屋久島一周。

原付の旅 24日目 屋久島町

  屋久島すげぇ晴れてる。

追記(03-Sep-18):データ飛んだショックで書き直す気力がなかなか湧いてこない。レスキューした画像だけでも載せておく。

  朝一で白谷雲水峡へ。すごい。めっちゃ緑。あと涼しいけど湿度が高くて無限に汗がでる。歩いても歩いてもつかない。なのに楽しい。太鼓岩はふつうに怖い。

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  そのあとは海中温泉へ。これすごい。うみに還る。フナムシとハゼと一緒にあったまりました。日焼けが最早どこに行っても会話のネタになりだす。

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  屋久島のゲストハウスではBBQ大会に混ぜてもらう。アットホームすぎてぼっちも勝手に馴染んだつもりになれました、お腹いっぱいお肉たべた。

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あとここんちの猫かわいい。
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電波がゴミなんで細かくは内地かえってから。(追記 03-Sep-18:こんなこと言ってるからデータ失くしたときに後悔するんだよ)

 

原付の旅 23日目 鹿児島市〜西之表市

  内地やっと帰ってこれた。

フェリー乗ってから寝すぎて明け方は寝られず何故か徹夜テンションで下船、ねみい、朝焼けは綺麗でした。

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  お久しぶり内地、とりあえずお風呂に浸かりたいな。鹿児島で温泉となれば砂蒸し温泉、ということで指宿の方へ。開聞岳の山頂には何がおるんや、っていうくらいの雲、龍の巣かな。

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  砂蒸し温泉は今日は波が高くて浜ではできないとのことで側の小屋でやりました。これ何てプレイ?アルバイトのJKに淡々と砂に埋められて淡々と記念写真を撮られる。なんか動けないからポーズとかもなくてただただシビアな苦笑いを堪えるという。ドMでないので辛い。

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  長居してるとおばちゃんにバッサバッサと砂を足されて重くなる、早よ出ろということですね、了解です。砂から抜け出して近くのたまて箱温泉へ。

  写真撮れないのが残念なくらいのオーシャンビュー。しかもはすには開聞岳、すげー。砂蒸し温泉とセットのチケットで1000円オーバーでしたが大満足。調子に乗って2時間くらいおりました。また日に焼けた。

  帰り道は指宿スカイラインを通って再度鹿児島市へ、目指すは鹿児島港。またフェリー。これもうフェリーの旅に名前変えたらいいんかな。本当は沖縄行ったら帰る予定だったのですが今日の夕方乗って種子島経由で明日の朝に屋久島に着くという便を見つけてしまい、それがしかも往復しても1万円程度なら躊躇なく乗りますよ。屋久島!もののけ姫!ヤックル!

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  という訳でまたフェリー泊です。今晩は種子島西之表港まで。朝には屋久島です。さよなら内地、短い再会だった。

 

明日はヤックルを探す。

 

原付の旅 22日目 那覇市〜本部市

結局、寝られませんでした。

  朝一のフェリーで鹿児島に戻ります。フェリーの出港は本部港から、という訳で暗いうちにゲストハウスを後にする。何だかんだ1週間くらいお世話になりました。アホほど安くて程々に快適で程々に楽しかったです。

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  本部に向かう途中は雨が降ったり止んだり。雨で濡れて、日が昇りだすと照る、蒸される。そして港に着いた頃には晴れる、なんでやねん。

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  テキトーに乗船して、今日はおしまい。23時間後には鹿児島です。そうして南の島とお別れ。

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  あとはもう呑むしかない。今日は毎年いってたRUSH BALLの1日目、酔って心を無にすればフェリーの揺れもモッシュと思えるはず。夏の終わり。そして夏が終われば当然のように秋が来る。秋梨おいしい。

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明日は鹿児島でぼんやりしよう。