原付の旅 35日目 太宰府市

リッツはネカフェのアイスクリームと良く合う。

  昨日の奢り酒が効いててお昼までぐっすり寝てしまう。まぁ今日は一日夜まで何もないし、雨だし。ま、いいか。お昼過ぎにダラっとネカフェを出る。雨。とりあえずお風呂でも入りに行って二日酔いをどうにかしましょう。

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  九州は至る所に温泉がある。ここの御前湯もふつうに気持ちよかったです。でも、雨。お風呂上がってもやることがない。雨でも観光できるとこを探すけどイマイチ思いつかず取り敢えず博多駅近くに向かう。

  はじめての博多駅だけど既視感ばんばん。やっぱり都市部の主要駅はどこも大体一緒。なんばパークスみたいなとこに原付を止めてぶらぶら。

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  おしゃれ空間にぼっち辟易。ブランド店ばっかだぁ。そしてアムウェイだ、辟易。

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  雨も小降りになったので、ちかくの櫛田神社へ歩いて向かう。

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  ん、あれ?なんも期待してなかった(失礼の極み)けど曇天がよく似合うやたらカッコいい神社でした。来て良かった。稲荷神社とか古い町並みとかもあって雰囲気が良かったです。都市部も捨てたもんじゃないな(失礼)。

  そんな感じで出足が遅かったのであっという間に一日が終了。本日もBarbaraさんの車でラーメンに連れてってもらう。

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  ラーメンはじこするぞ、と意気揚々とするもぼっち胃が小さいので2杯で終了。こういうとき少食なのを本気で恨む。どっちも美味しくて大阪では中々ない味、これが福岡ラーメンか。

  そのあとはBarbaraさんのオススメの温泉に行く。星空が綺麗だとか。ま、雨雲で全然見えなかったんですが。また来ないとなぁ。二日間Barbaraさんにすっかりお世話になってお別れ。本当にありがとうございました、次は韓国か屋久島か大阪か名古屋でお会いしましょう。2人とも旅行好きなんでどっかでは会える確信があります。お仕事終わりのところをぼっちに付き合って頂いたおかげで楽しい福岡になりました。

 

明日はついに、やっと帰阪。

 

原付の旅 34日目 太宰府市

人の優しさ。

  朝から太宰府天満宮に向かう。今日の晩御飯は屋久島で良くしてくださったBarbaraさんとご一緒することになってるので移動はナシ。ゆっくりと見て回る。

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  正直、思ってたより人が多くてぐったりする。なんかぼっちで来てるインスタ女子とかもいて浴衣着たりしてて気合入りまくりで気圧されてました。そんな皆んな道真公だいすきなんか。

  敷地内にある宝物殿に行く。なんか菅公歴史館と九州国立博物館の抱き合わせチケットがあったので購入。今回の旅で何回かこういう抱き合わせみかけたけど良いと思います。お安いし、どこ行ったら良いかプラン考えるの省略できるし。思考停止ばんざい。菅公歴史館以外は当然ちゃ当然、写真撮影禁止なので普通にぽへーと観覧する。火焔土器とか実物見れたのはちょっと感動。宝物殿は展示物より最後にあった神戸智行の作品のが印象的でした。菅公歴史館は普通にこわい。人形リアルやし、通りゃんせエンドレスで流れてるし。

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  一通り見終えたので、表参道をぶらぶら。小腹も空いて来ました。なんか色々売ってるように見せかけて大体が梅ヶ枝餅というお餅を売ってる。どこのお店のが美味しいのか全然勘が働かないので、店内でお茶と一緒に出してるトコで抹茶と一緒に頂く。焼きたて美味しいね、お餅。太宰府はどうやら梅推しらしく一緒に梅干しも出てくる。疲労回復だ、ありがたい。

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  甘いもの食べたら、しょっぱいものが食べたくなるのは人の常。そうしてまたぶらぶらと美味しそうなものを物色。やまやの明太フランスとかいう絶対美味しいのが分かるお店を発見。

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  注文してから焼き直ししてくれて、サックサクふわふわのフランスパンがめっちゃ美味しい。やっぱり何でも出来立てが一番ですね。明太子は言うまでもなく普通に超おいしい。やまや大好き。太宰府限定らしいのでこれは食べておいて正解。

  そのあとは歩き疲れたので久しぶりに喫茶店でも入ろうと思いまた表参道をぶらぶら。お、なんか煙草も吸えそうな雰囲気のお店発見。

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\(^o^)/

この旅はご飯屋さんには全く恵まれない。なんか悉く閉まってる気がする。ま、おかげでほかの店で美味しい思いしてるんで結構なんですがね。この時ばかりはもう単純に歩き疲れてたので表参道にあるスタバに入る。ふつーに期間限定の梨のフラペチーノを注文。なんかスタバ店員のお姉さんに鬼絡みされる。どうやら観光地のスタバにぼっちが来るのは珍しいようです。色々聞かれたので聞かれたまま答えてたら、フラペチーノ完成してました、店員さん手際いいね。しかも何か一言添えてくれるし。こういうの普通に嬉しい、ぼっち単純。

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  久しぶりのスタバでフラペチーノと店員さんに心癒されてたらBarbaraさんから連絡が来る。合流して晩ご飯に向かう、Barbaraさんの車で。はい、ぼっちまた奢りで飲ませてもらいます。ありがたい限り。行きつけのお店に連れてってもらい鳥刺しからモツ鍋、〆のちゃんぽんまでお腹いっぱい食べさしてもらいました。ご馳走様です。食べて飲んで、話すのは旅行の話やバイクの話。排気量カーストで最下位の原付なんでいつの日か中型くらいには格上げされてみたいですね。あとは大概いつもの与太話をぼっちが垂れ流すという酔っ払い。めんどくせぇな自分。普段からおしゃべりですが酔うとほんとにずっとしゃべる。うるせぇ。こんなのにBarbaraさんは耐えてくれるからたぶん仏か何か。しかも明日もラーメンに連れてってくださるとの事。やったぜ。

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  そんなこんなしてると日を跨ぎそうになる。ぼっちカーステレオが如く喋り倒しました。呼んでもらったタクシーでネカフェまで帰る。途中タクシーの運転手さんに旅のことを聞かれる。お昼にスタバで話したことようなことをペラペラとまた話す。なんか感心される。そしたら降りる時に何かトランク漁ってリッツをくれる運転手さん、何だこれ、優しい世界が過ぎる。

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明日はラーメン。

原付の旅 33日目 佐世保市〜太宰府市

トンネルがあったかく感じるのでもう冬です。

  朝はやっぱり起きれない。友達が出勤するぎりぎりまでぐだぐだする。荷物の積み込みをほっぽって友達をお見送り。2日間お世話になりました、また近いうちに遊ぼうぜ。そこからのんびりと原付に荷物を載せていく、ぎちぎちに詰まってるな、ほんと。まぁあと少しですので頑張っておくれ、原付。なんとか積み込みも終わって朝ご飯にむかう。

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  ここんちの貝汁が美味しいという友達の話を聞いていたので貝汁朝定食を注文。これは、お酒飲んだ次の日には堪らん気持ちいいやつですね。貝の出汁が効きまくってる。朝しかやってないので佐世保で一泊したときはまた是非訪れたいお店です。

  まともで美味しい朝ご飯を食べてやる気もでてきたので朝から本土最西端の道の駅を目指す。

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  生月に到着。ここのサンセットロードは走るだけで気持ちいい。気づいたら岬についてました。

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  はー、さすがにちょっと疲れました。そしてちょっと感慨深い。こんなとこまできましたか。さて、東へ走りますか。途中で睡魔に襲われる。あぶねぇ。とか思ってるとザビエル記念協会につく。エメラルドグリーンが綺麗な教会。そして気になる標識。なるほど名の通り。

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  暫くお散歩して眠気を飛ばす。歩くとまだまだ暑いなぁ。けど静かで良き。

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  次は佐賀県呼子を目指します。佐賀のイカは食べておけ、と偉い人も言っていたので食べに行きましょう。

  いかん。眠すぎる。このままでは事故る。ということで道の駅で休憩。ここんちのカエルが妙に気に入りました。なんか含蓄のあるお顔してません?なんかコーヒーアートとかもあって小洒落た道の駅でした。

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  ついでにお菓子の時間。佐世保銘菓のぽるととお茶サイダー。ぽると美味しい、砂糖がざりざりした食感の昭和の洋菓子みたいで好み、まぁ今回の旅で気づいたのはたぶん私は柑橘系のお菓子は全部おいしいと言う。お茶サイダーはノーコメントでお願いします。

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  お菓子を食べてちょっと寝て、再び呼子を目指して走る。今度は眠くならない、道が楽しい。佐賀の道は風景もいいし、車も少ないので原付で走りやすい、爽快。

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  呼子に到着。しかしイカを食べる前に玄海海中展望塔へむかう。ここは昨日、魚をみて偉くテンションがあがってた私をみて、佐世保の友達が行ってみると良いと思うと教えてもらったところ。

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  ほほう、遠目にみてもワクワクしますね。入場料を払って塔を下る。ものの1分で底につく。

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  はぁあぁ。魚いっぱいおる。しかも色んなやつが次々とでてくる。水に濡れずに階段トントントンと降りるだけでこんな風景が見れるとは。最高すぎる。円形の展望スペースを軽く20周はして地上に戻る。楽しかった。さて、イカを食べにいきましょう。

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  活造りのイカって本当に透明なんですね。そして醤油と塩でうにうにする。ちょっと鳥肌。けどそんなことが気にならないくらい美味しい。意識的にゆっくり味わわないとすぐ無くなっちゃう。そしてゲソは後作りで天ぷらにしてもらいました。これも美味しい。どっちも塩とレモンで食べるとイカの甘みが強く感じて気に入りました。柑橘最強説。

  そのあとはすぐ横にあった温泉でゆっくり。日が暮れていく漁港を眺めながらのお風呂はまったりゆったりで癒される。そして漁港といえば、猫。

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  お風呂でさっぱりしたらお昼に感じてた眠気が一気に何処かへ消えていました。しかも日が落ちると気持ちいいくらい涼しい。こりゃ今日は最高のドライブ日和では?と思い一気に太宰府を目指す。

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  21時をまわって山道を走ると少し寒くなる。ほんとに夏、終わったんだな。そして遂に枚方パーカー活躍の時がくる。枚方パーカーきて夜道を爆走する。枚方の株を間違いなく下げてる気しかしないけど気にしない。そして太宰府に着く頃には割と身体が冷え切っていました、枚方パーカー仕事しない。ネカフェの向かいに吉野家があったので熱量確保の為に夜食を取る。

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  久しぶりの牛丼美味しい。そして満足してネカフェにinしていきました。

  さて、夜のオヤツの時間ですね。

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  この旅で体重1 kg増えたんですが、そりゃそうですね。こんな食生活してたら。帰ったらダイエットしないと腹回りがそろそろ本格的にヤバめ。おかげで身体もすっかり熱量も溜め込んだのでおやすみなさい。

 

明日は藤原道真公を詣る。

 

 

 

原付の旅 32日目 佐世保市

飲んでるうちに気づいたら寝てました。

  今日は友達と佐世保観光することに。なんと友達は仕事を休んでくれたみたい。友達甲斐のある奴ですね。起きたら洗い物してるし、よく出来た子だこと。

  まず手始めにソフトテニスしにいくことに、なんでかは分からん。しかし中学時代に始めたスポーツを2人とも続けてるってのは何だかんだいいことです。同じコートに立つのは7,8年ぶりでしょうか。

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  2人だし軽く1時間くらいながしただけですがポンコツは息も絶え絶えでした。友達は職場の部活で週2〜3回は練習してるそうで衰えは全然無さそうでした、練習大事。週末は県大会だとか、頑張れー。ポンコツは打てるだけで楽しいです。

  テニスし終わったあとは一旦、部屋に戻ってシャワーを浴びてから今度こそ佐世保観光スタート。お昼ご飯を食べに行く、佐世保バーガー。かなりボリューミーで甘めのタルタルソースがおいしい。友達曰く長崎人は甘いもの好きでふつうのマヨネーズも甘いらしい、ほへぇ、異文化。

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  この日は天気があんまり良くなくバイク移動がつらい(友達はビッグスクーター乗り)。観光もしにくいので水族館 海きららへ行くことに。雨の時は助かるよね、こういうレジャー施設。なんか友達が職場の福利厚生で佐世保の施設で使える金券を持っててまた奢り、あざーす。てか流石の公務員、福利厚生がしっかりしてるな。

  そして海きらら、ここ凄いです。魚との距離感が全体的に近い水族館でした。

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他にも屋外開放型の水槽とかもあり、水槽全体に自然光が差し込んでいて凄いナチュラルな雰囲気で観賞できて感動してました。

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  ここまででかなり満足してたんですが、ここの一押しはクラゲらしいです。海きららの底力すげぇ。

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  私もカメラ買おう。Jun君が激推ししてたTG-5欲しいなぁ。とカメラに嵌りそうな気配が。

  水族館をでてみると晴れてる。やったぜ、と夕焼けの中、九十九島を見に行く。展海峰からはまだ夕焼けには少し早かった。ちょっとガスってるのが逆に幻想的で良いね、とか言いながら2人で写真をパシャパシャ撮る。

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  お次はラストサムライのワンシーンでも使われたという石岳展望台へ。ここでも2人して写真を撮りまくる。

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ポンコツはうまく撮れないのをカメラの所為にして謎の構図で遊び出す。
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  そんなことしてると本当に日没に。日って落ち出すと本当にはやい。撮ってる間にどんどん沈むし、どんどん表情がかわる。

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  そうして日が暮れるまで展望台にいると半袖では肌寒くなってくる、駐車場まで戻る遊歩道ではつくつくぼうしが鳴いてる。ほんとうに夏が終わって行くなぁ。

  晩ご飯はレモンステーキを食べに行くことに。なんとなくGoogle mapで美味しそうなところに目星をつけてむかう。

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ピンポイントで閉まってやんの\(^o^)/

  ここは友達も行ったことないらしかったので今度行ってレビューしてもらわないと。2人してがっくりしながら友達の行きつけのレモンステーキも置いてる居酒屋へ。2人とも運転で飲まないからひたすらに食べる。全部美味しいという良き居酒屋。

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  お店出た後ちょっと食べ足りないので飲んでないけど〆のラーメンを食べる。魚介とニンニクがガツンとキマッてる美味しいラーメンでした。佐世保なに食べても美味しい疑惑。

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  満腹になり、友達ん家に帰り軽く晩酌しておやすみなさい。ほんと今度は予定合わせて部活メンで旅行に行こうと何回も言う私。酔ってやんの。

 

明日は本土最西端を狙う。

 

原付の旅 31日目 長崎市〜佐世保市

天主堂を巡る。

  ゲストハウスで朝ご飯食べてから出発。大浦天主堂に舞い戻る。良い意味でも悪い意味でも観光地化されてました。お祈りの場を奪ってしまった感があって申し訳なさも感じました。

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併設ショップでアウトドア用のマリア様の御加護を見つけて即、購入。どこに需要を見出してるのか、不明。これで虫除けはバッチリでしょう。

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  そのあとは、佐世保をスルーして平戸方面へ。田平天主堂に着く。人が誰もいない。と思ったら御堂の中から讃美歌が聞こえる。横の売店のおばちゃん曰く、韓国からの使団が丁度ミサをしてるとのこと。静かにするなら見学してもいいとのことで一番後ろでこっそり見させて貰う。ここんちは遺産となってもまだお祈りの場が保ててるんだなぁ。建物もパキッとしてて良き。一番気に入った天主堂かもしれない。あとステンドグラスがきれいでポストカードも買ってしまったり。

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  そこから橋を渡って平戸の港町へ。オランダ商館と松浦史料博物館を見学。正直あんまりいいたくないけど両方しょっぱい。展示物が少なくてぼんやり見て回る。けど平戸の港町自体は昭和のかおりがする感じでよかったです、所々に西洋の文化も混じり合う、港町。古風だけど興味深い。

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  佐世保に向かう前に川内峠に寄り道。屋久島で知り合ったライダーさんのイチオシだとか。

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こりゃすごい、そんなに登った感じしないのに高原があってとにかく走りたくなる。こりゃライダーさんはたまらんでしょうな。50ccでもそれなりに楽しめる。

  そこから佐世保の友達と合流するために戻る。19時の約束ギリギリに佐世保駅付近に到着。おまたせしました。晩ご飯は友達おすすめの佐世保の魚、漬け丼をいただきました。友達の奢り、あざーす。確かに魚が新鮮でおいしい。

  この友達は中学時代の部活仲間で大学卒業後に大阪から佐世保に移住した子で中々に久しぶりでした。やっぱり昔からの仲って良いね。全然気を使わない。変わってないと思ったらカメラやカクテルにハマってたりしてすっかりオシャレボーイになってました。ま、飲み過ぎて最終的にはトイレとお友達になってましたが 笑。

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明日は佐世保観光かな。

原付の旅 30日目 雲仙市〜長崎市

雲仙て山いっぱいあるのね。

  お洒落カフェみたいなゲストハウスからおはようございます。朝起きてから荷物まとめてスタッフさんに原付をお昼くらいまで置いておかせてもらえるようにお願いしました。ということで歩いて雲仙温泉街をお散歩。と言っても斜向かいに温泉神社、歩いて3分で雲仙地獄という素晴らしい立地。私の宿にしてはちょっとお高いけど、これ普通の人にしたらかなり優良ドミトリーじゃね?ここんち。

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  まずは前に見えてた、せんぺい屋さんにいく。誤字じゃないよ、せんぺい。おばちゃんが目の前で一枚一枚丁寧に手焼きしてはりました。お客さんに話しかけながらも手はテキパキ働く。熟練の技だー。それでも偶にかけたり、のびたり、まがったり、そこはご愛嬌。

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  そのあとは温泉神社へ。温泉大好きマンは取り敢えずこれからも腰痛が何とか温泉で誤魔化しきれるようにお祈りしておきました。雨も辛いけど原付最大の敵、腰痛かもしれない。あと何か扇子が落ちてた、取りに戻って来はるかしら。

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  そこから地続きになってる雲仙地獄へ。地獄はやっぱり暑い、八月終わっても全然暑い。そして別府地獄と同じく地獄にも猫はいる。

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  地獄で蒸されて後は日陰と静けさを求めて満明寺へ。大仏さんの頭が青いのは置いておいて、この大仏さんの指と繋がってる五色の紐、これって触ったら極楽浄土に連れてかれる(連れて行ってもらえる)やつじゃなかったっけ?あれ?ちがうかな?なんか神社の鈴緒っぽいからフリフリしたくなる。けど躊躇う。詳しい人いましたら正しいお作法を教えてください。

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  その後はゲストハウスに戻り原付を回収。3分くらい走らせてビードロ美術館へ。展示物をゆっくり見る時間は無さそうだったので開き直って全く見ないでガラス造り体験でピアスつくりました。センスないなぁ。つくったやつは焼いたあと自宅に郵送してくれるとのこと、大体一週間後って。届く頃には家に帰らないと。

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  しっかり観光して雲仙温泉街を後にする。全然予定外の場所でしたが楽しいところでした。何より雲仙温泉の泉質が好き、熱くて湯切れが良い。

  お次は平成新山を見に行く。平成最後の年に平成新山を見る。これが言いたいだけ。

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  ここまでくると意外に島原城武家屋敷が近いことに気づいて寄り道。駐輪場でお金払って原付止めたら警備のおじさんがお茶をくれる。冷たくておいしい、優しさに感謝です。

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妖怪ウォッチみのあるキャラだと思ったら、まさにプロデューサーがデザインしてはった。島原の人なんですね。ステッカー配っててありがたく頂く。
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  武家屋敷は夏の終わりに来て正解。水路が風情と涼やかな雰囲気をだしててよかった。あと和菓子大好きマンはかんざらしが気に入りました。

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  ふつうに生活してる方々もいて、よく間違ってお家に入ってくる観光客がいると笑ってはった。開き直ってお商売してはる家も、逞しい。櫨の蜂蜜が名産らしい。

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  そしてここから一気に長崎の大浦天主堂を目指す。

間に合うかな?

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間に合いませんでした\(^o^)/

  駐輪場探してもたもたしてたら最終入場の17:30を超えてしまいました。かなしみ。仕方ないので明日出直すことにします。ということで今晩は長崎市で一泊。中華街で買い食いしたり、お祭りの練習眺めたり、ちゃんぽんをすっかり忘れて麻婆豆腐食べたり、中華街を満喫。

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  宿は中華街の側のゲストハウス Casablancaにしました。2400円と割とお安い。しかもまたオシャレ。おっさん居心地悪いです。ドミトリー広くて良かったです。

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明日は佐世保の友達に会いに行く。

原付の旅 29日目 鹿児島市〜雲仙市

一日中雨で凍える。

  9月、夏は終わったのか。元々は月末には帰る予定だったんですが、台風だったり、iPhone壊れたりで延び延びになってますね。ちょっと駆け足で行きましょうか。

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  はい、鹿児島市から長島の蔵之元港まで一気に駆け抜けました。道中はずっと豪雨、港着く頃に漸く晴れ間がでてくる。相変わらず走るときに限って雨に降られるマン。時刻表も確認せずに港着いたら、30分前という丁度いいタイミング、フェリーには恵まれてるマン(沖縄の帰り道を除く)。身体を天日干ししつつウロウロしてると猫。ほんとどこにでもいるな、猫。そして港の桟橋付近から海を覗くと見える魚がカラフル。すごいなぁ、内地も西に行けば海は南の島と変わらんのか。

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  そんなこんなでフェリーが来て乗り込む。何回乗っても乗船はわくわくの瞬間。非日常感がとみにでるなぁ、とうかれながら船内へ。船内には普通に通学に使ってるっぽい学生さんとかもいて日常とは人それぞれですね。不思議。

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  30分くらいで天草の牛深港に到着。下船して崎津を目指して走る。おぉ、景色がデジャヴる。どことなくしまなみ海道の島々な感じ。あの辺りの雰囲気は大好きです。そして晴れてきた。やったぜ。

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  気持ち良く走ってると、あっという間に崎津天主堂のある崎津集落に到着。ここはこのあいだ、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部でも中々に行きにくそうな場所なので今回の旅に出発する前から絶対に行きたかった場所の1つ。

  天主堂の中は当然だけど写真は撮れない。感想は至って普通の教会、だけど普通だと木造りのベンチでも置いてそうな赤い絨毯の上に畳が敷いてあるのが趣深い。ステンドグラスも変に凝ってなくて素朴な感じが畳とマッチしてる。庭の池には錦鯉が泳いでて普通なら灯籠のポジションにはマリア様が御座する。集落の家並びは普通に漁師町の面影。こういう色んなものが混ぜこぜになった上で調和してる感じが大好きです。

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変なアングルで撮ると天主堂が集落に溶け込む。

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  時刻はおやつどき。集落に来るまでに寄った観光センターで仕入れた情報によると、ここ崎津には南風屋(はいや)の杉ようかん、という銘菓があるらしい。生菓子らしく消費期限が1日という真の御当地お菓子。これは食べるしかない。こういうのがあると旅してて良かったと思う。

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売り切れてやんの\(^o^)/

  まぁ、ね。既に15時ですもんね。そりゃ手作りの老舗の味は売り切れますよね。と、しょんぼりしながら駐輪場に戻ると観光案内をしてるおかあさんと目が合う。杉ようかん食べ損ねたことと大阪から来てることを伝えるとおかあさんが、少し離れた温泉施設の売店に杉ようかんが売ってることを教えてくれました。しかも電話すれば取り置き出来るよ、とそこのパンフレットまでくれました。慌てて電話してみると残り1個ならあるとのこと。取り置きをお願いして電話を切る。少し離れたところにいたおかあさんに大きくマルのジェスチャーしてお礼をする。本当に感謝、ありがとうおかあさん。ウキウキしながら温泉施設に向かう。温泉施設も急に謎の電話で引いてるんでしょうね、知らないな、お菓子のためなら。温泉施設に着いて温泉大好きマンなのに温泉には目もくれず、売店に直行。売店のオバちゃんにさっき電話で取り置きお願いした者ですと伝えると、1個しかなくてごめんね、と言われる。1人なんで1個で大丈夫ですと言いながら110円を渡すと苦笑いされる。ええんやで、オバちゃん、笑ってくれて。

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  ほんとに消費期限1日。ほんとに杉が入ってる。けどようかんではない、餅にあんこって感じ。餅はのびるし、重力に負けるくらい柔らかい。こりゃ美味しいし、日持ちしないですね。食べれてよかった。重ねておかあさんには感謝。

  おやつも食べたし、観光しつつも北上する。合間にマリア様とか大江天主堂とかも見る。

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熊本にはいった瞬間、出現率が高いが過ぎるやつ。
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  日も暮れてきたし、天気もなんとか持ちそうだし、予定してたキャンプ地へ向かうぞ、と走り出した瞬間またもや豪雨、しかも雷のおまけ付き。たぶんこの旅いちばんの大荒れ。沖縄の台風超えた気がします。こんな中で海際のキャンプ場でテント泊は死んでしまう。身体も冷え切っててガタガタ震えだす始末でした。耐えきれずに取り敢えず近くの港に逃げ込む。

  そうしたら、あれ?なんか今日の最終便に乗れるんじゃないかしら?と受付へ。18:30の最終便にギリギリ間に合いました。もう、寒さと疲れであんまり考えないままチケットを購入。天草を4時間で駆け抜ける。またゆっくり来たいなぁ、晴れてる時に。

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  フェリーの中で慌てて宿を調べる。天草で一泊の予定で対岸に何があるのか殆ど把握してません。タイムリミットは到着するまでの30分、着いたら19:00過ぎる。どんどん日は落ちるし、どんどん店も閉まる時間です。

  調べまくった結果、どうやら雲仙市まで行かないと安宿はない模様。うん、知ってる。雲仙普賢岳、山ですよね。どうやら近くに温泉街があるらしく、そこに一泊3500円のドミトリーがあるみたいでした。フェリーを降りて即座に電話、高いけど交渉もせずにそのまま予約。ご飯食べるところあるか確認、ない。スーパーで晩ご飯確保。さぁ夜の豪雨登山ツーリングの時間です。

  凍え死ぬかと思いました。ここまでの雨で安物のマウンテンパーカは浸水しまくり。山を登れば登るほど気温は下がる。そしてガスる。死ねる。震えながら走ると何回も目の前をイタチやら何かわからん小動物が横切る。こわい。割と死に物狂いで走ること約1時間。なんか気づいたら硫黄のにおい。そして温泉街。ん?本日のゲストハウスお高いけど温泉街の中心やん、しかもめっちゃオシャレ。助かったけど入りにくい。

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  モジモジしてるとスタッフさんが出てきてくれて労を労ってくださる。いや、私がアホなだけなのですが。チェックインを済ませたら共同浴場のチケットが貰えたので挨拶や説明もそこそこに速攻でお風呂に行きました。寒いんです。

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  あ、これ、私が大好きな古びた清潔な温泉だ。とシャワーを浴びて硫黄臭の湯船に浸かる。熱いんです。

  洒落にならないくらい熱い。注ぎ口の対角線でようやく力んで我慢できる。日焼け肌が燃えそう。一回浸かってしまえば大丈夫なんだ、と自分に言い聞かせて肩まで浸かる。熱い、けど生き返る。あ、3分もたないわ、これ。熱いし隣のおっちゃんが動いて対流できる毎にビリビリする。仕方なくあがる、湯切れがやたら良い。なんか不思議なお湯だな。髪も洗うと妙にしっとりするし、泉質が相性いいのかもしれない。ただ熱すぎる。

  お風呂で生き返ってのぼせた後は宿に戻りスーパーで買った晩ご飯をオシャレ空間で肩身狭くしながら食べて、さっさと寝ました。

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明日は雲仙と島原をめぐる。