原付の旅 7日目 津野町〜別府市

高知なんもねぇ。(褒め言葉)

  朝はアブの襲撃で5時くらいに起こされてテントでるとカエルだらけ。なんじゃこりゃ。

  アブに怯えながらテント撤収して久礼へ、ここも友人のお勧めで立ち寄りました、目的は市場。こじんまりとした市場だけど程よく観光地化もされてる感じで活気もあり良き感じでした。

  高知だしカツオの藁焼きよな〜とか思いながらブラブラみてると柵で2000円ほど、量、値段的に手が出ません、しょんぼり。まぁ気を取り直して、とウツボの唐揚げを買いました。以前友人に高知料理の居酒屋に連れてってもらったときに食べたことあって好物になった1つ。やっぱりおいしいね、ご飯セットを食堂で頼んで久しぶりにまともなご飯感のある朝食と相成りました。みそ汁が体に染み渡る、、日本人でよかった。

  そのあとは何も考えてなかったので取り敢えず四万十川でも見るかと佐田沈下橋へ。これ、原付止めて写真を撮るのめっちゃ怖かったです。スタンド立てる反動でよろけようものなら四万十川にダイブする羽目になります。佐田沈下橋はどうも市街地に近く皆んな行きやすいのか人がいっぱいでした。なのでこのまま川を遡上する形で走るか〜とほかの沈下橋を見て回りました。んで、四万十川といえば鮎。天然の鮎。食べるしかない。そして言うしかない。なんてもんを食わせてくれたんや...

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  そんなこんなしてまだ昼過ぎ、朝が早いと一日がながいですね。ここまでで既に100km弱走ってて朝早いので割と疲れてたんですが旅に出て早や一週間、のんびりしてるといつまでたっても南の島に辿り着かない。とおもい気合いを入れ直して一気に九州上陸を目指しました。別府へのフェリーが出ている八幡浜港まで100km強、ひたすら走りました。正直ちょっと何してるんだか自分でもわからんくらい疲れました。が、なんとかフェリー乗り場まで無事到着。17:25発の別府行きのフェリーでついに九州へ、さよなら四国。

  フェリー乗って空いてるソファで横になってたらあっという間に寝落ちして実際2時間半のところ体感10分で別府港に入港してました。

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  そしてフェリーを降りて目指すはお風呂。はい昨日野宿でお風呂入れてません、川の水で体拭くので我慢してました。正直限界です。しかもここは温泉の街別府、これは期待できるはず。といっても今日のうちに九州上陸するとか考えていなかったしフェリーで爆睡してしまったせいで何も調べれてません。とりあえず近くにあった竹瓦温泉というところに。

 

エモい。竹瓦温泉どちゃくそエモい。

 

  竹瓦温泉は今回の旅で1番気に入った温泉になるかもしれないレベル。古い建物に昭和な感じの内装、男湯の暖簾くぐると即脱衣所で即お風呂、仕切りなんて一切なくて当たり前のように繋がってて、ふと横を見ると外を歩いてる人と普通に目が合う、笑った。なんじゃこれ雑か(褒め言葉)。しかもシャワーがなくて桶で湯船からお湯を直に掬って身体を洗ったり流したり、桶は当然ケロリン、最高かよ。道後温泉は格式高い伝統の温泉って感じで良かったけどコッチは完全に町に根付いた温泉って感じが良かったです。値段も100円。砂風呂もあるみたいだし。あと周りは完全に色街です、すぐ隣には女王蜂というお店、アヴちゃん出てきたらどうしよう。ほんとに適当に選んで来たので、着いてすぐはお風呂間違いしたかと思うくらい。そんな情緒も含めて最高にエモくてもう一度訪れたい場所になりました。

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明日は地獄を巡る。